ある日の深夜、人気の無い駅前のロータリーで女性客を乗せた。
長い茶髪にミニスカートを履いた今時の可愛らしい若い女だったらしい。
指示された住所に到着し料金2000円を請求すると、女は
「財布を落としたので、お金を家に取りに行ってきます。少し待ってもらえますか?」
と言ってきた。正直、かなり怪しいがとりあえず金をもらえないと困るので待つことにした。
女は目の前の家に入っていったが、5分待っても10分待っても出てこない。
金を取りに行くくらい、ものの1~2分で帰ってこれそうなもんだ。
叔父は詐欺られたかな・・・と不安になり、その家のチャイムを押した。
中から初老の男性が出てきて対応してくれた。
叔父は娘さんがタクシーでここまで来たこと、料金を未払いであることを伝えた。
すると男性は怪訝そうな顔で「うちに娘はいませんが・・・」と言ってきた。
叔父は焦って、そんなはずはない、確かにこの家に入ったのを見たと力説。
茶髪でミニスカートなど、外見を詳しく伝えると、男性はハッとした表情になりこう言った。
「ああ、それはうちの息子です・・・」
叔父は料金を受け取ると涙目でタクシーを走らせたという。"
— ヒロイモノ中毒 - タクシードライバーの叔父が体験した話 (via darylfranz)
(harukaze417から)